おはようございます。
ここは、春風が待ち遠しい
信州なかの・水橋酒店です。
今日は、自分がもうひとつ力を入れている
ナリワイのひとつ、英語のお話です。
コロナ渦時、3年ほど前に、
友人と立ち上げたとある会社があります。
長野県にこだわり、長野県の魅力と
長野の匠を世界へ発信しよう、という
コンセプトのもと、たちあげた商社です。
わたしは、主に日本酒を担当し、
海外のバイヤーさんと長野の蔵元をつなぎ
コネクト、商談をします。
そのためにコツコツと英語を勉強し、情報を集めています。
（その会社の立ち上げ話はまた後日書きたいですが）
これまでに、
サンプルや商談させていただいた国は,
なんと15ヶ国ほど。
つたない英語でひたすらアピールし、サンプルを
せっせと送る日々ですが、
なかなか、商談成立、とまではいかないジレンマが続きます。
そんな中、昨年、ようやく希望の光が。
とある商談会で、つないでいただいたご縁が実り、
ニュージーランドと取引が開始されることに。
紆余曲折を経て、決して多くはない数量ですが、
実際に長野の日本酒を輸出することに成功し
貿易を、開始することができました。
（後日そのバイヤーさんはなんと、
ニュージーランドから我々に会いに長野へ来てくださいました。
長野観光案内しましたぜ、蔵元さんありがとうございました）
そんな、地域商社も３年目を迎え、ちょっと勝負の年。
今年はいくつかの新企画があります。
そのうちのひとつが、無農薬の米造りです。
海外のバイヤーさんに多く聞かれる質問が、
オーガニックの酒はありますか？です。
（オーガニックという定義もとても難しいものですが）
会社設立１年目から多く聞かれる質問だったので、
水面下では酒米を無農薬で造ってくれる人いますかね？
とあちこち、聞き回っていたのですが、なかなか。
そんな中、昨年末におこなわれた
田中屋酒造・水尾さんの新酒の会で
久しぶりに、とある豪快なアニキと再会します。
やよい農園さんのたきざわさんです。
長野じゃ有名人のアニキですので、
知っている方も多いかと思いますが、
ピン！と閃きました。
酒好きのアニキなら、無農薬酒米つくり、
やってくださるのでは？
水尾の旨い新酒の力も借り、ご相談。
口説き文句も特にないまま、
おもしろそうじゃん！挑戦してみよう！
とありがたい提案返し。
うおー。
そうです、この春から、
無農薬酒米つくり、はじまります。
追って、ドキュメントします。
